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[2019.10.30]

現在、日本全国において認知症の人と接点がなかった地域住民と、認知症の人や家族、医療福祉関係者が一緒になってタスキをつなぎ、日本全国を縦断する「RUN伴」というイベントが開催されています。 


本イベントは「認知症の人と一緒にタスキをつなぐ体験を通じて誰もが暮らしやすい地域づくりを推進する活動」をめざして、2011年からスタートしています。

昨年からこのイベントに本学も加わり、今年も作業療法学科の松下ゼミの学生が中心となり、「チーム森ノ宮医療大学」として出場しました。
出場した大阪北エリアのコースでは本学からスタートし、JR我孫子駅までの区間約13kmのタスキをつないでいきました。

大阪北エリアの最終ゴール地点である扇町公園には多くの参加者が集まり、本学の学生からも「北海道から沖縄までタスキが繋がっていくことを実感し、感動を覚えた」と感想を聞くことができました。

本イベントを通じて認知症の人に対するイメージが変わったり、地域のお互いに知らなかった人同士がつながったり、認知症について取り組む地域同士がつながったりすることで、認知症の人も含めて誰もが安心して暮らせる地域が作られていくことを願っています。
 






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