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[2019.07.25]
本学理学療法学科 堀竜次教授の論文が、「International Journal of Chronic Obstructive Pulmonary Disease」という慢性閉塞性肺疾患(COPD)を対象とした国際ジャーナルに、掲載されました。学術雑誌では論文引用数の指標のひとつであるインパクトファクターが2.0を超えるとサイエンスとしての意義のある論文として評価されことが多い中、この国際ジャーナルは3.274(5年間では3.553)と高い評価を得ています。また、SJR(Scimago Journal Rank)が発表するPulmonary and Respiratory Medicine の分野では世界のトップ20に入るなど、国際的に認められているジャーナルです。
研究のタイトルは「Effects of noninvasive ventilation on the coordination between breathing and swallowing in patients with chronic obstructive pulmonary disease(慢性閉塞性肺疾患患者における非侵襲的人工呼吸器が呼吸と嚥下の協調に及ぼす影響)」。
内容は非侵襲的人工呼吸器(マスク型の人工呼吸器)が、呼吸器疾患の患者さんの嚥下機能(飲み込みの能力)に及ぼす影響の解明について論じられています。堀教授はこれまで健常者を対象に研究に取り組み国際ジャーナル「Respirology」にも掲載されたことがありますが、今回はCOPDの患者さんを対象に行い、これによってマスク型人工呼吸器を使用する際のモード選択が、肺炎が発生する確率の減少や嚥下機能の改善ができる可能性を示すことができました。
英文にはなりますが誰でも利用可能ですので、興味がある方は見てみてください!
堀先生の論文の詳細は以下から確認してください↓
www.dovepress.com/effects-of-noninvasive-ventilation-on-the-coordination-between-breathi-peer-reviewed-article-COPD
www.dovepress.com/effects-of-noninvasive-ventilation-on-the-coordination-between-breathi-peer-reviewed-article-COPD