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[2020.10.07]

森ノ宮医療大学は10月5日(月)、大阪市港区の中核病院として、これまで地域住民に対する医療の提供とともに、地域全体を見据えた医療の質の向上に積極的に取り組み、高度先進的な医療の展開やさらなる地域医療への貢献を目指す独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)大阪みなと中央病院と相互連携協定を締結しました。


大阪みなと中央病院で同日開催された調印式では、同病院の細川亙病院長が「当院は2014年度に大阪船員保険病院から独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)の運営となり、2019年9月に大阪港から弁天町へ新築移転になりました。交通の便利な場所への移転であり、また新しい機器の導入など病院機能の充実もあり、コロナ禍ではありますが患者さんが大幅に増加している状態です。そのような中で森ノ宮医療大学と連携協定を締結できたことは光栄であり、win-winの協定になると思っています。」と挨拶がありました。

清水尚道理事長は、「本学の創立は14年目になりますが、開学準備の際には弁天町も候補地に挙がっていました。大学開学時より、本学に一番近くの大きな医療機関である大阪みなと中央病院と連携協定を締結できればと願っており、この度ご縁があり締結が実現し大変嬉しく思います。」と挨拶し、荻原俊男学長は、「大阪船員保険病院時代から学生の実習受入れや学生の急病対応などお世話になっていました。コロナ禍の状況の中、他病院で実習の受入れが困難になり細川院長にご相談したところ学生の受入れを快諾いただき、本当に感謝しています。今後はセミナー等の実施を通じて、人材交流も出来れば幸いです。」と述べました。

両者は今後、保健医療・医学分野における共同研究の実施、大阪みなと中央病院での本学学生の実習の実施や研究指導、保健医療・医学分野に関する講義・講演等を通じた人材の相互派遣、双方の施設の相互有効利用等で、連携・協力を進めていく予定です。


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