ベンリな立地、キレイな施設、そしてステキな仲間たち。
恵まれたキャンパスの中、森ノ宮医療大学の女子学生たちは勉強に、プライベートに、いきいきとした日々を送っています。
そんな彼女たちの学びやオフの過ごし方、
そして充実したキャンパススポットを、ちょっぴり覗いてみませんか?
立田 ひなた さん 看護学科 4年
[大阪府・住吉高等学校出身]
再びその人らしい生活を送ることができるような看護を
さまざまな医療機関と連携を結んでいるため、多くの病院の情報を得ることができ就職先を選択できるという理由から、森ノ宮医療大学を選びました。
大学では、看護の仕事は身体面だけではなく精神面、社会面、またその家族のケアも行い、励みや支えになれる仕事であることを学び、看護師になりたいという思いがより強くなりました。患者さんの望みや生活背景を知り、寄り添い、再びその人らしい生活を送ることができるよう、個人に合わせた看護ができる看護師になりたいです。
また、患者さんにとって看護師は一番身近な存在であるため、患者さんとのコミュニケーションや観察を通して、思いや健康状態など正確な情報を他職種に共有してチーム医療に貢献できるよう、大学で学んだことを活かしていきたいと思います。
好きな場所は?
図書館内にある自習スペースが静かで非常に集中しやすい環境です。そのため、1人で落ち着ける場所であり、授業終了後に少し寄って課題をしたり、テスト勉強をしたりしています。実習中は調べものをするために本を借りたり、文献を読んだりとフル活用しています!
就職活動で工夫したことは?
自分の長所や短所について考える機会として、3年生後期にある半年間の臨地実習では、自分の得意分野や苦手分野を振返りながら文章化するようにしました。また、大学のキャリア支援課を何度も利用し、履歴書や小論文の添削をしてもらい、自信を持って本番に挑めるように準備しました。
アルバイトはしてる?
ファミレスのアルバイトを週4日ぐらいしています。高校1年生からしているアルバイトなので、今では新人教育も任されており、新人さんが成長していく姿を見るのがすごく嬉しいです!
中野 梨渚 さん 診療放射線学科 2年
[大阪府・市岡高等学校出身]
好きな場所は?
リラックスできるし、勉強に集中することもできるさくらカフェは、とても便利。私自身もそうですが、診療放射線学科の人ならみんな好きな場所だと思います!
アルバイトは?
テーマパークのレストランで働いています。ホールの担当で、過去にはスタッフ内で表彰されたことも! 塾講師もしており、中高生に英語と数学を教えています。
一番好きな授業は?
1年次の社会福祉学です。今まで知らなかったけど、この社会で生きていくうえで避けて通れない福祉問題をグループワークを通して考え、意見交換する時間は刺激的でした。
杉本 葵 さん 臨床検査学科 2年
[大阪府・久米田高等学校出身]
好きな場所は?
更衣室がきちんと用意されているのは、医療を学ぶ大学ならではのメリットだと思います。一人一つ専用の個人ロッカーがあるのは、素直にうれしくなりますね。
めざす医療人の姿は?
患者さんは、必ず身体や心に負担を抱えて入院してきます。それだけに、少しでも身近に感じられる存在でありたいです。臨床検査技師は、医師や看護師に比べて患者さんとの接点は少ないもの。だからこそ、廊下ですれ違ったときなどにも気軽に話しかけられる、親しみやすさを大切にしたいです。尊敬している母も検査室で働いてきた医療人。身近な目標を励みにして、現場でも活躍したいと考えています。
休日の過ごし方は?
単独行動が得意です。例えば、朝ちょっと早く起きて散歩をする! その後、カラオケに行ってフリータイムで歌いまくる! 趣味もストレス発散も同時にできるからお気に入りです。ショッピングにもよく出かけています。
伊藤 茉耶 さん 作業療法学科 2年
[兵庫県・武庫荘総合高等学校出身]
好きな場所は?
キャナルポート1Fのウッドデッキは、キャンパス内でも人の少ない穴場スポット。日当たりがとても良くて、授業の合間に一息入れることもしょっちゅうです。ここでオンとオフを切り替えて、毎日の授業に臨んでいます!
入学して良かったことは?
入学時はオンライン授業が中心で友達づくりが難しかったですが、対面授業が再開されるとすぐに打ち解けられました。また、先生方も学生を常に気にかけてくれ、悩み事も相談しやすいです。
病院実習の思い出は?
2つの病院で実習したのですが、患者さんとのコミュニケーションに苦戦しました。そのぶん、現場の作業療法士さんの存在が頼りに。今後の参考にしながら、会話の引き出しを増やしたいです。
田中 鈴菜 さん 理学療法学科 4年
[奈良県・生駒高等学校出身]
柔軟性と対応力を
兼ね備えた医療人へ
高校時代、理学療法士について調べていくうちに、人と関わることが好きな自分にぴったりだと感じ、この職業に就きたいと強く思うようになりました。オープンキャンパスの際に、施設が充実していることや、わからないことも先生に気軽に聞けるような雰囲気の良さに魅力を感じ、森ノ宮医療大学へ。めざすのは、困難な状況でも柔軟に考え、すぐに対応できる医療人。そのためにも、さまざまな視点から物事を考えられる力を身につけたいです。
好きな場所は?
実技の練習で何度もお世話になったADL室(理学療法実習室)がお気に入りです。
実習の思い出は?
実習中、うまく計測できず迷惑をかけてしまったのに、患者さんに「このまま頑張って、私のリハビリを担当してね」と言っていただいたこと。とても嬉しくて、力になりました。
ハマっていることは?
和菓子の食べ比べ! お彼岸でたくさん頂いたときに、和菓子の美味しさに魅了されました。いろいろ食べたいから、休日は妹と1時間ランニングすることが習慣に♪
大石 璃奈 さん 臨床工学科 3年
[大阪府・堺東高等学校出身]
好きな場所は?
図書館! 国家試験の過去問題集など参考資料がたくさんあり、特にテスト前の勉強には欠かせない場所です。
キャンパスの思い出は?
テスト前に、自習室で友だちと勉強したこと。分からないところを友だちと教え合ったり励まし合ったりすることで、頑張ることができました。
アルバイトは?
週末のみ、歯科助手のアルバイトを始めました。器具名やその扱い方を覚えるなど、やることや学ぶことが多くて大変ですが、充実しています。
金子 南海 さん 鍼灸学科 3年
[岩手県・不来方高等学校出身]
好きな場所は?
いつも学生で賑わっている学生ホールがお気に入り。放課後に友だちと話したり、勉強することもあります。
好きな授業は?
1年次の経絡経穴(けいらくけいけつ)学。学生同士で確かめ合いながら経穴(ツボ)の場所を学ぶので、座学より分かりやすいんです。授業の雰囲気もよく、90分があっという間!
キャンパスの思い出は?
他県の友だちとお喋りするのが楽しいです。言葉やイントネーションの違いで話が通じず、大笑いしたことも。高校までは無かったことなので新鮮です。
海から吹く
風が気持ちいいキャンパス
医療人として、職業人として、
自分らしく活躍
藤本 みゅうさん
社会医療法人 警和会 大阪警察病院/臨床工学技士
[2022年3月卒業/大阪府・大阪市立南高校(現:大阪府立桜和高校)出身]
臨床工学技士をめざしたのは、医療の最前線で手術や治療をサポートしたいとの思いからでした。高校では文系に進んでいたので、大学に入学した当初は理系に苦手意識もあって、勉強には苦労しました。ただ、森ノ宮医療大学にはリメディアル教育として理系科目を基礎から学べる講義があり、先生方も親切。学修面のサポート体制もしっかりしています。友達にも恵まれ、いろいろ助けてもらったおかげで、このように臨床工学技士として医療現場に立つことができていると感じています。
今の職場は診療科も多く、さまざまな方が来院されます。その分、臨床工学技士としての力を磨くチャンスでもあると思うので、さらなる専門資格を取得したり、学会に参加したり、積極的に活動したいと考えています。また、災害時の拠点病院に指定されている医療機関でもあるので、将来的には災害医療派遣チーム「DMAT」に所属できるよう、スキルアップに取り組んでいきたいです。
佐々木 利奈さん
社会医療法人 平成記念会 平成記念病院/理学療法士
[2019年3月卒業/奈良県・橿原高校出身]
曽祖母が病気の後遺症でリハビリテーションに取り組んでいたとき、お見舞いに行くたびに笑顔が増えていく姿を見て、その効果に感動。人に寄り添い、回復の喜びをわかちあえる素敵な仕事に興味を持ち、この道へ進むことを決めました。現在は、160人ものセラピストが所属する病院で、主に呼吸器や循環器などの内科疾患に関わるリハビリテーションを担当する部署にいます。臨床検査データを確認し、看護師に病室での様子を聞き、医師の判断を仰ぐ、他職種と連携することも多い職場です。
寝たきりの患者さんに対しては、まずはベッドの上で体を起こせるようにリハビリテーションを行います。その後、徐々に車いすに乗って移動できるようになり、再び自分で歩けるようになる―、このように患者さんが「次のステップ」に進むきっかけを手助けできることにやりがいを感じています。いつも心掛けているのは、リハビリテーションを、患者さんにとって楽しいと思ってもらえる時間にすること。不安な中でも、心身ともに元気に、笑顔になれるひとときになってほしいという想いを込めて頑張っています。
吉川 奈摘さん
公益財団法人 日本生命済生会 日本生命病院/看護師
[2018年3月卒業/大阪府・金蘭会高校出身]
自分が入院したとき、不安な私に優しく寄り添ってくれた看護師に憧れ、同じ道へ。現在は呼吸器・免疫内科の病棟で、入院患者さんのケアを担当しています。病状的に入退院を繰り返す方が多い病棟のため顔を覚えてもらいやすく、信頼関係を築きながら業務に取り組めることがやりがいになっています。特に印象的に覚えているのは、ADL(日常生活動作)が難しくなってしまった患者さんの退院を支援したときのこと。ご本人とご家族からお住まいの環境を伺い、医師や理学療法士、管理栄養士、医療ソーシャルワーカーなどの医療スタッフと連携しながら、退院後の生活まで考えて看護計画を立てました。体調の変化で病状が一進一退という時期もありましたが、根気よく治療を続けられて無事に退院。寝たきりの可能性があるほどの状態から歩けるまでに回復され、とても喜んでいただけたことが忘れられません。今後はより一層視野を広げ、医療に貢献していきたいです。
吉川 侑花さん
公益財団法人 田附興風会 医学研究所 北野病院/臨床検査技師
[2020年3月卒業/大阪府・金光八尾高校出身]
幼い頃にドラマで見た、素敵な医療スタッフ。専門スキルで患者さんの命を支える姿に憧れ、やがて将来の目標になっていました。もともと生物の身体の仕組みに興味があったのですが、オープンキャンパスでエコー検査を体験したり、仕事内容を教わったりするなかで、臨床検査技師になることを決意。現在は、総合病院の検体検査部門で、生化学検査に携わっています。失敗が許されない環境で、数多く正確に作業することが求められるため、最初は不安でいっぱい。患者さんの健康や命に携わる責任の重さに怖さを感じたこともありましたが、優しい先輩方のアドバイスのおかげで、少しずつ慣れることができました。月に1回は部内で勉強会があり、生理検査部門や細菌検査部門のことも学ぶことができます。また、職場では医師や看護師と関わることもあり、在学中に経験したチーム医療の学びの意味を実感しました。これからも入職時の緊張感や責任感を忘れず、きっちりと仕事をしていきたいと思います。
佐藤 菜央さん
大阪府済生会 大阪府済生会中津病院/作業療法士
[2020年3月卒業/大分県・宇佐高校出身]
現在私は、急性期~回復期の患者さんの自宅退院に向けたリハビリテーションを担当しています。患者さんは脳血管疾患を中心に整形外科疾患の方などさまざま。特に急性期の患者さんは日々状態が変わっていくため、介入※を柔軟に変える必要があり、積極的に介入するべきか、慎重にいくべきかその都度判断していくことが求められます。患者さんにとって一番良い方法を考えた結果、介助を必要とする状態から自立され、「自分でできることが増えて嬉しい!」と笑顔で言っていただけたときには本当に自分のことのように嬉しく、とても達成感を感じます。
ときには、「介入しすぎてしまったかも」「もっと介入しても良かったかな」と後で反省し落ち込むこともあります。そのようなときは、患者さんの主治医や、作業療法士の先輩に積極的にアドバイスを聞きに行くように心がけています。
作業療法士は患者さんの趣味や嗜好などを把握しながら、ある程度長い時間、一人の方と関わることができる仕事。患者さんの精神面にも寄り添えるので、私にぴったりだと感じています。今後は、「大阪府がん診療拠点病院」でもあるこの職場でさらに経験を積み、がんのリハビリテーションについて専門性を突き詰めていきたいと思っています。
※介入:実際に医療行為を行うこと。ここでは作業療法によるリハビリテーションを指す。
髙橋 靜佳さん
レディース鍼灸院HIROYULARI/鍼灸師・INFA国際ライセンス・マタニティ鍼灸師
[2011年3月卒業/大阪府・大阪国際大和田高校出身]
森ノ宮医療大学鍼灸学科の1期生として卒業。現在は、女性の健康と美を支える鍼灸接骨院で働いています。施術は、産婦人科への往診と入院中のケア、子宝鍼灸や美容鍼灸など、女性ならではの悩みに応える治療が中心です。例えば、頭痛でも薬を服用できない妊婦さんに鍼灸治療を施し、その負担を軽減。頭痛になりにくい体質へと導きます。美容鍼灸では、鍼で肌の新陳代謝を活性化。肌本来の力を高め、「患者さんが肌のお手入れを楽しめるように」と思いを込めて治療しています。在学中は、技術の修得だけではなく、同じ道で頑張る仲間や親身にアドバイスをくださる恩師との出会いがありました。卒業後も関係は続き、情報交換やスキルアップにつながっています。今後も女性に寄り添いながら、鍼灸の魅力をさらに広めたいと思っています。